お見舞い

先月末から入院している上司の見舞いへ行くため、今日は仕事を18時で終わらせた。病院は県境を超えて向こう側にあるので、会社から4、50分程度かかる。面会時間は20時までなのでちょうどいい。課員で今日、出社していた者2人を連れてお見舞いへと向かった。
病院は地方都市の県立病院で、その地区では中核となっているようだ。名古屋の病院と比べると貧弱に感じるのは致し方ない。昔からの長くて薄暗い廊下を歩いた一番端が上司の部屋であった。
上司は元気そうには見えるが、会社にいるときに比べると心なしか声に張りもなく、頬もこけた感じがする。何となくどこかのおじいさんと言う感じにも感じられた。話を聞くと2月2日に手術を行い、直腸より数センチ上の大腸にガンが見つかったので、大腸を15センチほど切除したらしい。開いてみたところ1センチぐらいの腫瘍が確認されたとか。また入院して以来、ちゃんとした飯を食べてないので6kg痩せたと言っていた。ヘビースモーカーであったが、術後に咳や痰を出すのによほど患部が痛かったのか、もう絶対タバコは吸わないと言っている。果たして出社したら誘惑も多いし、守れるかどうか観察しなければ。
まだ1週間ぐらいは退院出来そうも無いし、退院してもしばらくは出社は無理であろう。もうしばらく、自分が頑張らなければ。