最終宣告

昨晩の術後、朝の時点では血圧、脈拍も安定した状態であったが、昼前に看護士さんから、血圧・脈拍が低下したので薬を投与すると報告があった。昼過ぎにイケメン脳外科医から説明があるとのことで個室に呼ばれ、現状が説明された。瞳孔が昨晩の手術の時点でも反応は薄かったが、現状は両目とも反応が無いとのこと。自発呼吸も薄く、機械で呼吸をしている。また血圧、脈拍の薬も心臓に負担掛かるし、これ以上の延命は身体にも負担になるし、今後の治療方針をご家族で考えてほしいとのことだった。ついに最終宣告がなされてしまった。「ちょっと返答に時間をいただきたい」と伝えた。妹が午後から来院するし、それから母を交えて三者で相談しようと思った。