ミニバラ 愛の与えすぎ?

先日、3株のミニバラを3鉢に株分けしたのだが、その後なぜか様子が変になってきた。葉の色が黄色っぽくなってきて落葉してしまうようになってきた。落葉しなくても葉がしおれてきてしまった。

さらに幹や枝も茶色に変色してしてきてしまった。

しかしながら、ただ1鉢だけは元気に愛の結晶・花びらを咲かしている。

外野は、水のやり過ぎだとか剪定のし過ぎ、肥料のやり過ぎだとか色々助言されるが、自分では納得できない。毎日、世話をしているのに、なぜ枯れてきてしまったかと思うととても悲しい。
ただ株分けしたとき、3鉢とも同じように分けたつもりだが、一つだけ違ったことを思い出した。2つは大きな鉢に分けたのだが、1つは小さい鉢しかなかったので一番小さな株を小さい鉢に入れたのだが、それでも一杯だったので追肥を少しだけしか入れることが出来なかったことだ。バラは肥料食いと言われる程なので2鉢は肥料をたくさんあげたのだが、小さいものはほとんど入れることが出来なかったのだ。
早速、その違いを思い出して土壌チェックをしてみた。枯れ掛けてきてしまった2鉢のPHは7.5位。一方元気な株の鉢のPHは6.5位であった。ミニバラは弱酸性の土壌を好むようなので、PH6.5はギリギリ適正値内であるが、PH7.5は完全にアルカリ性の土壌なので不適正であったようだ。
結論として、肥料のやりすぎにより土壌がアルカリ性になってしまったのが枯れてきてしまった原因のようだ。原因がわかったので、枯れ掛けている株を酸性である鹿沼土に入れ換えた鉢に植えて、復活するのを期待して様子を見ることにした。また元気な鉢の方も、少々の鹿沼土を追加しもう少し酸性気味な土壌になるようにした。
あり余る愛を懸命にミニバラへ注いでいるのだが、なかなか難しいものである。「僕と一緒に愛を育てませんか?」何て言ってる場合じゃないな。