やっぱりアンミラよりも大切

今日こそアンミラへ行こうと決意して、さっさと仕事を終えてJR駅で電車を待っていたところ「不思議な力」の人が現れた。話をすると今日は大須にある沖縄用品店へ行って、沖縄のストラップが欲しいとのこと。しかしその店の位置がいまいち自信がないし、さらに輪を掛けて閉店時間際である。自分はそのお店は密かにチェックしていた店なので、目をつぶってでも行けるぐらいよく分かっている店である。
電車の中で行く方法を指示はしたが、いささか不安である。乗換駅で別れ際、やっぱり送り届けようと思い、自分も一緒に駅を降りた。アンミラはいつでも行けるんだし、それよりも「不思議な力」の人が大切である。自分もたまたま大須に用事がある店もあったので、ついでに用も済ませれるし。地下鉄に乗り換え、上前津で降りて目的の店へ向かった。「不思議な力」の人曰く、「やっぱり一人では迷って来られなかったかも」と言われ、お役に立てて嬉しかった。今日もまたお店で買う物に迷っておられたが、背中を後押しして決められた。
「不思議な力」の人の用事が済み、その後自分の用事の店へ向かったが、何と最近閉店時間が1時間早くなってて、既に閉店していて用を済ませることが出来なかった。「不思議な力」の人が昨日と言い今日と言い、とても申し訳ないと言っていただいたが、自分は彼女のお役に立てれただけでも嬉しかった。自分なんかどうなっても構わない。彼女の為にお役に立てれば、自分の命たりとも惜しくないのだ。その後は、元の場所に戻って道を確認したりしながら、パルコへ向かい一緒に雑貨屋さんなどを見てから、門限に間に合うように帰られた。